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敬老の日っていつか知ってますか？ 何歳から敬老？ 由来・意味は？

秋を感じさせる心地よい季節、9月にある記念日「敬老の日」
連休になるので、おじいちゃん・おばあちゃんに会いに行ってプレゼントと一緒に目一杯お祝いするのも良いものですよね♪ そんな敬老の日について、素朴な疑問をまとめてみました。

敬老の日は法律によって、9月の第三月曜と定められています。（今年、2018年は9月17日です。）
でも… 2002年までは曜日や週に関係なく、9月15日が敬老の日でした。
なぜ変更になったのか… それは「ハッピーマンデー制度」の成立によって変更されることになりました。40代以上の方なら聞いたことあると思われる方も多いと思います。
簡単に言えば、「月曜に祝日を移動して連休を増やそう」という制度です。元旦など動かせない祝日もありますが、この制度によって「敬老の日」と同じように成人の日なども変更になりました。連休が増えるので、旅行の予定を立てたり、おじいちゃん・おばあちゃんにも会いに行きやすくなるので嬉しいですよね♪

聖徳太子説
身寄りのないお年寄りや体の不自由な方、孤児のために聖徳太子が「悲田院」という、老人ホームや孤児院のようなものを設立した9月15日が敬老の日になったというもの。

としよりの日説
兵庫県多可郡野間谷村で、農作業も一段落し気候も良い9月15日に「老人を大切にし、お年寄りの知恵を借りて村作りをしよう！」という旨で行われていた行事「としよりの日」が全国へと広がり、「としより」という言葉は良い響きではないということから「老人の日」そして「敬老の日」になったというもの。

みなさんはどっちだと思いますか？どちらも説得力があるので難しいですよね？
時代は違えど、どちらも敬老の日の意味「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝うもの」と同じ思いから生まれた説です。今も昔もお年寄りを大切に敬う、日本人らしい優しさが伝わる風習は変わらないという事ですよね♪

20代30代からみると、還暦を迎える60歳からと考えている人が多いようです。
確かに一昔前は60歳で定年退職し一区切りのイメージが強いのかもしれませんね。現在の60歳の方々を見ていると敬老とは程遠いですが(^_^;
老人福祉法では65歳以上が老人、世界保健機関（WHO）では65歳以上を高齢者としているので、「65歳以上」が一般的になるのではないでしょうか。しかし… 年齢の線引は当人の気持ちが一番大きいと思います。自分が60歳・65歳になった時に老人扱いされたくないと思いますよね(^_^;
ちなみに、海外の敬老の日っぽい祝日は「祖父母の日」です。この日は孫たちが両親、祖父母とみんな揃ってお祝いするそうです。
年齢や立場を気にせず、みんなで「おめでとう」「ありがとう」を伝え合える時間が大切ですよね。